お知らせ

2016年12月19日

オルト―トルイジンが特定化学物質(管理第2類物質)に追加されました

オルト-トルイジンの有害性情報、製造・取扱状況、福井県の化学工場における膀胱がん発症事案に関する調査等を踏まえ、職業がんの予防の観点から、労働安全衛生法施行令の一部が改正され、オルト―トルイジンが特定化学物質(管理第2類物質)に追加されました。これによりオルト―トルイジン及びこれを含有する製剤その他の物を製造し、又は取り扱う場合は、作業主任者の選任、作業環境測定の実施及び特殊健康診断の実施を行わなければならないこととなりました。また、オルト―トルイジンを製造し、又は取り扱う業務が、配置転換後の健康診断を行うべき有害な業務へ追加されました。

この改正は平成29年1月1日から施行されます。平成29年12月31日までの間(施行後1年間)は、経過措置として作業主任者の選任と作業環境測定の実施は猶予されます。特殊健康診断については、経過措置はありません。

この改正に伴い、また、経皮吸収防止対策を強化するため、特定化学物質障害予防規則(特化則)、及び労働安全衛生規則(安衛則)についても改正が行われ、同じく平成29年1月1日から施行されます。詳細は下記のリンク先にある厚生労働省のサイトをご覧ください。


労働安全衛生法の改正概要

  • 特定化学物質(第2類物質)に追加
    ①作業主任者の選任、②作業環境測定の実施及び③特殊健康診断の実施の義務付け
  • 配置転換後の特殊健康診断を行うべき有害な業務に追加

特化則の改正概要

  • 物質の類型として、「特定化学物質(第2類物質)」のうち、「特定第2類物質」に追加
    局所排気装置の設置、容器の使用、作業・貯蔵場所への関係者以外の立ち入り禁止、漏洩の防止、洗浄設備の設置、緊急時の医師による診察・処置、保護具の備付け等の義務付け
  • 作業主任者は、特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習の修了者から選任
  • 特殊健康診断(配置転換後のものを含む。)の項目として、尿路系腫瘍等を予防・早期発見するための項目を設定
  • 作業環境測定結果、健康診断結果、作業記録等の30年保存等の義務付け(=「特別管理物質」に追加) 等

厚生労働省の発表資料

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