お知らせ

2009年08月25日

平成21年度がん征圧の集い

 本年度の「がん征圧の集い」は、合併記念式典とともに8月25日西鉄グランドホテルで開催され、約350名の市民の皆様が参加されました。当日の学術講演ならびに記念講演の要旨を以下、簡単にまとめました。

 

学術講演

演題「子宮がん頸がんの撲滅に向けて」

講師:和氣徳夫 九州大学大学院生殖生態生理学教授
和氣徳夫 九州大学大学院生殖生態生理学教授

「近年子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)感染が原因と解明された。従来子宮頸がんは40歳代から多く発生していたが、近年は初交年齢の若年化により20~30歳代の発生率が高くなりその死亡率も上昇している。近年、HPV予防ワクチンが開発され、未感染者に予防ワクチン接種することでその効果は70%とかなり期待できる。未感染者(特に10~14歳の女児)へのワクチン接種によって子宮頸がんの発生を予防できること、そして2年に1回定期的にがん検診を受けることによって、早期発見・早期治療ができ将来の子宮頸がんの撲滅に繋がることを、会場の皆様は是非ご理解していただきたい。」

 

記念講演

演題:「明るくさわやかに生きる~アグネスが見つめた命」

講師:日本対がん協会「ほほえみ大使」 アグネス・チャンさん

自ら乳がんのしこりを見つけ、手術とその後再発予防のための壮絶なるがん治療と戦いながら、苦労をされたにもかかわらず、ユーモア交えての体験談を熱く語られた。

「リレーフォーライフの仲間がいなかったら命がなかったかも知れない。“早期発見でよかったですね。きっと天国に逝った仲間が知らせたんだよ。”の仲間からのメッセージは“命は自分だけのものではないこと、命の尊さを前向きに捉え生きることを教えられた。乳がんになったおかげで私の胸は小さくなったけどハートは大きくなった。これからもがんを恐れずにがんと戦っていきたい…」

またユニセフ大使としての、世界中の苦しんでいる瀕死の状態の子供たちへのボランティア活動について、“命の尊さ、見つめた命は自分だけのものではない”と熱く語られた。

最後に、自作詞された「この良き日」の歌がさわやかに披露された。

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